2008年はPC販売不振の予想を覆すほどミニノートが爆発的に売れた年でしたが、2009年もその流れを引き続き保ち続けるのでしょうか?
ミニノートの長所は2台目のPCとして多くの人がほしいと思える要素を兼ね備えていたからだと思います。
家では重い作業にも耐えられるデスクトップPCを、外出先でちょっと時間が空いたときにネットを利用したり録画した番組を見るためにはミニノートを、といった具合です。
外出先でも手ごろな値段でネットが利用できること、何よりミニノートそのものが手ごろな値段であることも一役買っているとおもいます。
少し影が薄くなっていたのは既存のノートPCですが、最近興味深い製品が数多く投入されてきています。
デュアルディスプレイのノートPC
動画や画像の編集ソフトではツールメニューが分離されていることがあります。
例えばAdobe の Photoshopというソフトなどはそうです。一画面だけでそういうソフトを使っているとツールメニューを画面のどこに配置しようか迷ったりすることもありますが、本格的に作業する場合PCに2つ以上のモニタを接続して利用することが多いです。
他にも家で株取引をされてる方も複数画面を利用することが多いようです。
2つのモニタを利用できる環境に慣れると、1画面のPCでの作業が苦になります..。
というのは個人的な感想ですが、実際にExcelやWordの編集しかしない場合でもIEを立ち上げてネットで調べ物をしながらデータをコピペして..というような使い方ができるのでやはり誰にとってももう1つ画面があれば便利なのは間違いないと思います。
そのような2画面を持つノートPCの新製品がLenovoと富士通から発売されるようです。
富士通 FMV-BIBLO NW のサブディスプレイは指でタッチもできる4型タイプの液晶を搭載しているようです。サブディスプレイでTVを見ながら作業をするといったこともできるようです。
Lenovo ThinkPad W700 のサブディスプレイは10.6インチのWXGAディスプレイ(768×1280ピクセル)とのことでサブには十分だと思います。富士通のものと異なり、メインディスプレイに対して水平に開くとのことですので使いかってはこちらのほうがいいかもしれません。スペック的に見てもPhotoshop等が十分に動きます。
家や職場で好んでノートPCをお使いになる方も多いですし、手軽にデュアルディスプレイの快適な環境を利用できますので、気になる方は今後購入の選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか。
ちなみに今あるPCを手軽にデュアルモニタしたい人のためにはこんな製品も販売されています。
USB一本で接続できて電源が要らないこと、4.3インチなので手軽に持ち運びができるメリットがあります。
携帯性とトレードオフで画面が小さく不便なミニノートとの組み合わせで使うのも面白いかもしれません。
ミニノートに注目が集まる中、既存のノートPCからも目が離せません。