セキュリティ誌が一斉に、新たなPDFウイルスへの注意を呼びかけています。
出現が確認された時点では、ほとんどのウイルス対策ソフトで防ぐことができなかったようです。(米サンズ・インスティチュートの報告)
今回確認されたウイルスは、Adobe Reader/Acrobat 8.1.2以前の脆弱性を悪用しています。既にアドビシステムズでは、この脆弱性を解消したバージョンがリリースされています。該当するバージョンをお使いの方はすぐにアップデートすることをお勧めいたします。
もはや、「ウイルス対策ソフトやOSを最新に保てば安全」とはいえません。Adobe製品に限らず、お使いのソフトそれぞれが最新の状態を保つように見届ける必要があります。