Mac OS X標準装備の高機能世代バックアップソフト「TimeMachine」は、万が一のときだけではなく、ファイルやメールを削除してしまった場合等に本当に便利です。
あの荘厳な宇宙の背景を見たくて押してしまう人も多いのでは。
先日発見したのですが、TimeMachineにて復元ファイルを見つけた時、復元先を指定できる方法が分かりましたのでご紹介します。
まずTimeMachineを起動し、復元したいファイルを選びます。
今回はデスクトップ上のこのファイルをMacBook Proのファイルを復元します。
本来は、 TimeMachine下部のバー右端にある、「復元」ボタンをクリックすれば、そのファイルが保存してあるフォルダに復元されます。
しかし、復元したいファイルを他の用途に用いたり、同じ名前のファイルがあったりする場合、他のフォルダやデスクトップへ保存する方がベターです。
一度復元させて、そのあとで移動させたりリネームする人も多いのではないでしょうか。
その場合、復元したいファイルを選択した後、同ファイル上で右クリック/またはCtrlボタンを押しながらクリックします。
すると、「”(ファイル名)”を復元」という項目が表示されます。
この項目をクリックします。
するとTimeMachineの宇宙の画面は通常のデスクトップに戻り、復元するファイルの保存先を選ぶことができます。
そして任意の場所を選び「選択」を押すだけです。
TimeMachineは画面から削除してしまった昔のファイルを検索することもできますが、そのファイルをなんとか探してファイルを復元させたはいいが保存先は確認していなかった、ということもありえますね。そんな時には便利な方法です。
こういうかゆいところに手が届く機能も「Macらしさ」のひとつです。