Microsoftが米国時間10月28日、標準的なウェブブラウザ上で実行できる「Word」「Excel」「PowerPoint」の新バージョン「office14」を提供する予定であるとコメントしています。
片方の利用者がデスクトップ版のファイルを編集すると、もう片方の利用者のWebブラウザ版に変更内容が即座に反映される様です。
ただし、重要書類がインターネット回線を飛び交うのは情報セキュリティー上、会社が使う上では問題があるかもしれません。この辺りは賛否両論分かれるところだと思います。
MSのこの戦略、Googleを意識しての事と報じられています。一方Googleはこの発表の2日後には、Googleの「Gmail」「Google Calendar」「Google Docs」など、「Google Apps Premier Edition」のサービスを有料で利用している顧客は、99.9%の稼働率で保証され、達成できなければ返金を受けることになると発表しています。
オンラインオフィスを取り巻く顧客の争奪戦が始まった感じです。
しかし私の周りだけでしょうか。。オンラインだけで完結するこうした仕事ツールをバリバリ活用している方を見かけることはあまりありません。オンラインのオフィスソフトがスタンダードになる日はまだまだ先かもしれません。