事が起ったとき、サーバーを導入するときUPS(無停電装置)を取り付けていなかったために、管理者は対応に翻弄されます。
そうならない為の転ばぬ先の杖で、UPS環境の定期的な見直しは必要です。
UPSの選び方について前回は正弦波についてとりあげましたが今回はAVRについて簡単に取り上げます。
AVR(自動電圧調整)機能については、UPSの雄のAPCのサイトに詳しい説明があります。
http://sturgeon.apcc.com/Kbase.nsf/ForExternal/16A7031F2D3BE72549256EA3005F7836?OpenDocument
電圧が安定しないと、パソコンやサーバーは固まったり、再起動したり、データーが飛んだりします。また当然ながらパソコンの故障を引き起こします。
会社のパソコンが短寿命で、壊れやすいと感じるなら、一度電圧の安定性を疑ってもいいかもしれません。
高負荷や電圧低下などから守るAVRは大切なデーターのあるパソコンやサーバーには必須の機能と言えるでしょう。一次停電&サージの対策だけでよいというのであれば、こちらの機能は不要で、比較的安価な常時商用給電方式で充分でしょう。