本日のニュースで、ある女性のノートパソコンにスパイウェアをインストールし、そのウェブカメラを通して持ち主を盗撮していたフロリダ州の若い男性が逮捕されたことが報道されていました。
いわゆる「のぞき見ウイルス」は、2004年頃から注意が呼びかけられていたもので、手法は特に目新しいものではないのですが、今でも深刻な被害がでています。
この手のウイルスが登場した頃、セキュリティ専門家は、「これは職場では産業スパイに、家庭ではのぞき魔となる。あなたのコンピューターが感染している場合、ウェブカメラを接続すると、カメラに写る様子がのぞき見され、話した言葉も記録される」と警告しました。
2004年当時に比べ、ウェブカメラはより身近な存在となり、企業ではテレビ会議等にも幅広く利用されています。
だからこそ、今一度このような脅威へのセキュリティ対策も注目する必要がありそうです。