デジタルの世界は理解しにくいのですが、表題の様なわかりやすい説明はうれしいですね。ちなみにシスコシステムズは毎年、世界のIPトラフィックのトレンドを把握するために「Cisco Visual Networking Index(VNI)Forecast」という調査を実施していて、表題の言葉は、堤浩幸サービスプロバイダー事業副社長が記者説明会で語った言葉です。なんでも
全世界のIPトラフィック量は、2015年には年間で1ゼタバイト(ZB)になるとか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110628/361818/
単位でいうとギガ→テラ→ペタ→エクサ→ゼタになります。
上記はトラフィックに関するものですが、CPUの処理能力に関していえば人類はどのくらいに到達しているでしょうか。現在、世界最速コンピューターは日本の「京」。なんと、10ペタFLOPS(FLOPSは1秒あたりの浮動小数点数演算回数)の能力があります。(現在は8.1)。スパコンの処理能力がゼタに達するのは2030年といわれています。なんでも動きのある精巧なホログラフィーを実現するためには、1秒間にゼタレベルの処理能力が必要で研究分野ではその時代が来ることをいまかいまかと待ちわびているとか。
コンピューターの分野での進歩はもはや頭の中では整理しきれない程スケールが大きくなってきていますね。