Googleが、「Chrome OS」を搭載するノートパソコン「Chromebook」を6月15日に発売すると発表しました。
中途半端なスタンスを避け、クラウドデスクトップのメリットを強烈に打ち出してきました。
特に強調されているのが起動の速さ。何と!わずか8秒で起動します。驚異的な別次元のスピードです。
常に最新のWebアプリケーションを使用するため、アップデートやパッチ適用などとは無縁ですし、Chromebookを紛失・破損してもデータには支障がありません。
しかしデメリットもあります。とりわけ大きな問題はデスクトップアプリケーションをインストールできないことでしょう。この問題ゆえにビジネス利用はまだ先の話になってしまいます。
しかしながらこれは一昔前には考えられなかった新しいスタイルです。クラウドサービスが充実すれば既存のスタイルを一新する可能性を秘めています。
この可能性を実現するために今後Googleがどのような手を繰り出すのか楽しみです。