クーポン共同購入サービスと言えばGroupon(グルーポン)が有名ですが、そのGrouponをGoogleが買収するのではないかという噂がありました。
実際に働きかけは行われたようですが、約60億ドルの提案をGroupon側が拒否したという報道がありました。(昨年末)
そんなわけでGoogleは独自路線を決めたのか、先週「Google Offers」のβ版を米国の一部の地域でスタートしました。
まずはオレゴン州ポートランドで提供を開始し、ニューヨーク、サンフランシスコのベイエリアと展開していく計画のようです。
Google Offersでは、ユーザーがGoogleアカウントでログインして地域に登録すると、Gmailでクーポン情報が送られてきます。
説明によれば、割引率は50%もしくはそれ以上になるとのこと。
クーポン共同購入サービスは乱立ぎみですし、Grouponのおせち事件も記憶に新しく、サービス品質に差が出やすいのは否めません。
しかし掘り出し物探しのような楽しさも味わえるのも良いところ。
クーポンファンにとっては、選択肢が増える今回のGoogleの参入は歓迎といったところでしょうか。