パソコンで何かをするということはOSやOS上で動くプログラムに命令を出すということです。
自分でいろいろ考えて音楽を流したり、スライドショーを表示したりするものもありますが、それだって少なくとも最初は誰かが指示を具体的に与えてやらなければなりません。
でも人はデジタルの世界を直接操作することができないため、何らかの入力機器を経由する形で指示を出す必要があります。これはコンピュータがもつ5大装置の”入力”に相当します。
いわばパソコン
一昔前と比べても今ではいろんなインターフェイスが登場しています。
今現在どんな入力機器があるのだろうと思い、確認の意味もこめて少し取り上げてみたいと思います。
[キーボード]
パソコンへの入力といえばまず真っ先に思い浮かぶかもしれません。
今でもキーボードがあればマウスも何もいらないという人も多いです。
ゲーマーやプログラマはたくさん文字を打ってナンボなので、キーボードに対するこだわりも半端でなく、大きさや重さ、キータッチやストロークにこだわる人も結構多いです。
何万円もする高価なキーボードが最良というわけでなく、以前の古いPCに純正でついていたものが一番良くてそれを使い続けている人もいるくらいですから、PCを扱う人にとってはもっとも身近で思い入れがある装置なのかもしれませんね。
[マウス]
マウスの老舗ともいえるスイスの会社logitechは世界初のマウスを1960年代には発表していたんですね。
世界最初のマウスから最新のマウスまで、知っておいて損はないマウスの歴史
現在では足で操作するタイプ、Bluetooth対応のものなどたくさんの種類が登場していますね。
[音声]
命令すれば動く家電製品は近未来の象徴としてよくSF映画でも取り上げられています。
音声入力といえば、10年以上前のゲーム(シーマン)でも音声認識の技術が話題になったことがありました。(覚えてらっしゃる方どれほどいるでしょうか)
現在では音声認識技術はiPhoneや一部のカーナビ等でも導入されており、以前よりも現実的で身近なものになっています。かつて誤認識が多く、ユーザーの側の音声パターンをソフトに学習させる必要があったころに比べて最近ではそうした学習期間は必須ではなくなってきつつあります。
[kinect]
Microsoftがゲーム機のxbox向けに開発したコントローラですが、
MicrosoftはこのkinectのSDKを開発者向けに公開するとしています。
体の動きで操作をするもので、新たな入力装置として注目されています。
今後はPCでの操作にも使えることなるようで、とても楽しみな機器です。
次回はコンピュータの5大装置の一つ出力について考えてみます。