ブラウザ上で文書修正、編集のできるオフィスソフトGoogle Docsが、メジャーなファイル形式の表示に対応した模様です。これにともない、Gmailに添付されてきた各種ファイルも、自由に閲覧できるようになったのはうれしいこと。
Google DocsとGmailでExcelやPhotoshopファイルの表示が可能に
オンラインオフィススイート「Google Docs」でファイルを表示する機能「Docs Viewer」で、米MicrosoftのExcelや米Adobe SystemsのPhotoshop、Illustratorなど、新たに12種類の書式に対応したと発表した。
ユーザーのPCに対応するアプリケーションがインストールされていなくてもファイルを閲覧できる。これまで、PDF(.PDF)、PowerPoint(.PPT、.PPTX)、TIFF(.TIF)に対応していたが、新たに以下の12書式が追加された(かっこ内は拡張子)。・Microsoft Excel(.XLS、.XLSX)
・Microsoft PowerPoint 2007/2010(.PPTX)
・Apple Pages(.PAGES)
・Adobe Illustrator(.AI)
・Adobe Photoshop(.PSD)
・Autodesk AutoCad(.DXF)
・Scalable Vector Graphics(.SVG)
・PostScript(.EPS、.PS)
・TrueType(.TTF)
・XML Paper Specification(.XPS)
うれしいのはGmailでこれらのファイルが添付されてきた際、データをダウンロードせずにサーバ上で開いて閲覧できること。無駄にディスク容量を増やしたり、ウイルスに感染したりするリスクを減らせるのはありがたいことです。
種類はこれからも増えることが期待されますが、こうしたアップデートでgoogleらしさが活かされるんでしょう。
Google Docs、クラウド活用の代名詞のように登場して以来、文字問題やファイルトラブルのために伸びなやんでいる期間がありましたが、種類を見てみると技術的なファイル形式が多いため、データ共有の多い専門職種ユーザーを中心に活用が広がるのではないでしょうか。