自分でできる起動トラブル診断(2)

Categories: ITtimes, トラブル解決  2010/11/30 火曜日

自分でできる起動トラブル診断、第2弾です。
今回はパソコンの電源は入る(動作音はする、ランプはついている)が 、画面が暗いままの場合の診断方法について。
前回も書いたようにケーブル類の接続はきちんと確認してくださいね。パソコントラブル診断

モニターの故障か、パソコン本体の故障か見分ける

まず、モニターの故障により何も表示されないのか、パソコン本体の故障なのか診断します。
何も表示されていないように見えても、画面に近づいてよく見てみるとうっすらと画面が表示されていることがあります。
そのような場合は、モニターの故障によりバックライトがつかなくなっています。
パソコンの電源を入れて一瞬だけ画面が表示され、すぐ消えてしまう場合は何度かモニターの電源を入れたり切ったりしてください。
何度やっても同じように一瞬で画面が消えてしまう場合はモニターの故障が高いです。
確実に調べる方法は別の正常に動作しているパソコンにそのモニターを繋いでみることです。
別のパソコンに繋いでも同じ症状の場合はモニターの故障です。
パソコンを2台お持ちの方は試してください。

モニターが故障していた場合の対処

上記の手順で確認しモニターの故障していることがわかったなら、保証内ならメーカーに修理に出すか、保証外ならモニターの買い替えを検討した方が良いです。
プロのデザイナーの方が使うような高いモニターなら修理した方が安い場合もありますが、そこまで高性能のモニターでなければ修理するより安く買えます。
買い換える時に注意することは、パソコンがどれくらいの解像度にまで対応しているか、接続がアナログかデジタルか、という点です。
わからなければ電器店の店員さんに聞くと良いでしょう。
あと、パソコンがメーカーの3年保証になっていてもモニターは1年などになっていることがあるので注意してください。

本体が故障していた場合の対処

起動の最初の段階でトラブルが発生している場合、パソコンの内部のパーツが故障しているので、すぐメーカーや修理業者に修理を依頼するか、古いパソコンなら買い替えを検討してください。
また、パソコンの電源を入れたときに 、ピーピーと警告音がなったらそのパターン(警告音が4回連続で鳴るなど)をメモしてください。
修理を依頼するときに、メーカー、型番、警告音のパターンを伝えることによって故障箇所を大まかに特定でき、すぐに修理の見積もりを提示してもらえたり、修理がスムーズにいきます。


Author: mirai
パソコン修理、保守担当。 技術を磨くため毎日修行中。 今までに対応したトラブルなどをサポートログに書いていきますので、ぜひご覧になってください。

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