2009年1月29日、googleがインターネットエクスプローラー6(IE6)のサポートを段階的に終了することを発表しています。
Google、3月1日から古いブラウザのサポートを順次終了 -ITPro
米GoogleのWebアプリケーション・チームは米国時間2010年1月29日、同社のサービスでInternet Explorer(IE)6.0などの古いWebブラウザのサポートを段階的に終了すると発表した。
まずは、「Google Docs(Googleドキュメント)と「Google Sites」のサービスで3月1日にサポートを終了する。サポート終了後のサービスには古いブラウザからもアクセスできるが、新しい機能が使えなかった り、動作が止まったりするという。GoogleはIE 7.0、Firefox 3.0、Chrome 4.0、Safari 3.0以降のブラウザを使うことを推奨している。
Google Appsシニア・プロダクト・マネージャのRajen Sheth氏は、「多くの企業が古いWebブラウザのサポートをすでに終了しおり、ブラウザの開発元もサポートをやめている」としたうえで、「Webは光 速で進化している。最新ブラウザを利用するということは最新のWebアプリを利用できるということだ。もし何らかのトラブルに遭遇した場合、それは恐らく あなたが古いブラウザを使っているからだろう」(同氏)と語った。
現在最新版のインターネットエクスプローラーはバージョン8。
IE7は2006年10月に正式版が登場し、Windows XP SP2(サービスパック2)のアップグレード済みのマシン以上が対象となっていたため、それ以前のXPマシンでアップデートも行っていないマシンが、googleのサービスで使えないものが出始めるとのこと。
使用しているソフト、アプリケーションや、ウェブサービスの認証などがIE6のみしか対象としていない場合もまだあるようですが、ウェブサービス最大手のgoogleがサポートを終了する、ということなのでそろそろ乗り換えを真剣に考えないといけない人もいるのではないでしょうか。
現在弊社サイト「アイティータイムズ」のアクセスのうち、IEをブラウザとして使用している人は61%。うち、IE6を使っている人は24.99%。
全体からすると約15%の人がIE6を使っているという状況。
新しいパソコンをこの数年内に買っている人はまず対象には入っていませんが、諸理由により変更できない人の他に、windowsアップグレードという敷居がまだ高いというビギナー層もまだ多いのではないかと思います。