先週の記事で、Microsoft Updateのご紹介をしました。
パソコンを買ってからそんな作業は1回もしたことがないという方もおられたかもしれませんね。
この機会にお試しになるのはいかがでしょうか。
繰り返しになりますが、Microsoftからは定期的に更新プログラムが提供されています。
理由は、
(1)セキュリティーリスクを低下させる
製品化されたからといってセキュリティーホールのない完璧なOSはありません。
Microsoftの更新プログラムは新たに見つかったセキュリティーホールを防ぐ(修正する)ため重要な更新も含め定期的に提供されています。こうした更新プログラムが適用されていないうちはウイルスや不正侵入に対して脆弱性を抱えていることになります。
(2)ユーザーエクスペリエンスや機能の向上
最新のプログラムの導入によって直観的なインターフェイスに変わったり、より高速にアプリケーションが動作することを期待できます。
等、いろいろいいことがあります。
若干割高に感じられるWindows、せっかくサポート期間は更新プログラムの提供を受けられるのですから使わないともったいないですね。
さてPCを快適に使う観点で考えると、Microsoft Updateのほかにも定期的に確認しておきたい項目があります。
Windows Vistaでは、問題のレポートと解決策を表示する機能が、
そしてWindows 7ではVistaのものをより強化した形で、コンピューターの状態を確認して問題を解決
という機能が搭載されています。
この機能によって問題個所をWindowsが抽出して報告してくれるようになっています。
ここではWindows7を例にして表示させてみたいと思います。
コントロールパネルから、[コンピューターの状態を確認]を選択します。
メッセージに従って必要な処理をしていくだけで問題個所の修復をすることができます。
たとえば、このPCではFlashPlayerのバージョンが新しくないと判断され、最新のものを導入するための手順が説明されています。
パソコンに詳しくなければ、不具合がおきた時にどんなふうに説明すればいいのかわからないこともあると思います。
この画面を印刷しておけばメーカーのサービスマンに説明する際にもある程度参考になりますね。
パソコンが何か遅いな、調子が悪いなと感じたら問題の修復レポートを上手に活用すると自分で修復できることがあります。ぜひお試しください。