USBメモリ経由で感染するウィルスが増えています。
ここ数か月ウィルス感染のトップはUSBメモリによる感染によるもので、
5月のマカフィーのレポートによるとUSBメモリで感染するワーム「W32/Autorun.worm」の亜種が上位に入り、生成される「Generic!atr」が検知した企業数、マシン数いずれもトップとなっています。ここ沖縄の建設業界でも流行っているので注意が必要です。
この種のウィルスはUSBメモリ内のAutorun.infが実行され、感染します。
ではどうすれば、感染を防げるでしょうか?
Windows Vistaの場合、初期設定のままではUSBメモリ内にAutorun.infと実行ファイルが入っている場合、USBメモリを挿すだけで実行ファイルが起動します。設定を以下の様に変更します。
「スタートボタン」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「CD または他のメディアの自動再生」でソフトウェアとゲームを実行しないにします。
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Windows XP/2000ではUSBメモリを挿しただけではAutorun.infが自動実行することはないですが、「マイコンピュータ」からUSBメモリを認識したドライブをダブルクリックすると、ウイルスを含む実行ファイルが起動してしまいます。ダブルクリックする前にウイルス対策ソフトウェアでチェックしたり、WindowsエクスプローラでUSBメモリ内のファイルをチェックするとよいでしょう。
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