9月24日、iPhone用アプリのセカイカメラがついに登場。App storeで無料ダウンロードが始まっています。
昨年(2008年8月)のTechCrunchでの発表会で見たとき、革命的なアプリだ!とびっくりしました。
カメラを街並みに向けると、映し出された家や看板の上にメッセージ、「タグ」が出現。世界中のあらゆるものにタグづけができて、iPhoneからのぞくだけでそれが見られるという斬新さ。個人でも「タグ」をつけたり、企業が宣伝に利用したり、いろんな可能性を感じさせるアプリ。
世界をクリッカブルにするオープンプラットフォーム-「セカイカメラ」 ITmedia(2009年2月19日)
iPhoneのカメラは通常、写真撮影の際にのみ使用される。しかし、セカイカメラではカメラからの情報をライブビューの映像として表示し、その上に「エアタグ」と呼ばれるタグを重ねて表示する。空間に浮かぶ情報にタッチすると、その内容が閲覧できる。
位置情報を用いて現実世界の映像に情報世界を重ねる。特別なタグなどが必要ない、自然なARが体験できるアプリだ。このアプリによって、iPhoneが現実世界から仮想世界の情報を探す、フィジカルな検索情報端末になるのではないか、という未来を見せてくれる。
多くのビジネスチャンスが予想できますし、今後プラットフォームのようになっていくのではと期待させる機能です。
デモを兼ねてファッションイベントで使われていました。
まだ公開されたところなので、那覇市のこの周辺もまだランドマークレベルのタグしかつけられていません。
けれどiPhoneユーザーがタグをいろんなところにつけていくことによってコミュニケーションしていくことも楽しみ。
このそば屋おいしいのかなー、と気になるときにiPhoneのセカイカメラを向けると、食べた人のコメントがそば屋の上に浮かんでいたり。
もうgoogleでいちいち検索しなくていいわけで、より「アイティー」のあるべき姿に近づいていってるなあと実感です。