「BitDefender Total Security 2009」をかたる偽ソフトが見つかり、警戒が呼びかけられています。
このような偽セキュリティソフトは目新しいものではありませんが、激増していますし、ますます悪質になっています。
一般的な手口は、ウイルススキャンを実行しているように装って、ウイルスに感染している等の偽のメッセージを出して導入を促します。中にはセキュリティ対策ソフトとしても実用に耐えるものもあるのですが、いずれにしても販売方法が悪質で信頼できません。
この種の偽セキュリティソフトは、今年初めの統計で既に10万種を超えています。そしてすごい勢いで増えています。
また、売り方も巧妙になっています。
SEO対策が施されていて、セキュリティ対策ソフトを検索すると上位に表示されるようになっています。ユーザーは押し売りには警戒するかもしれませんが、自分から探しにいったのなら警戒感は鈍ります。
最近では堂々と有名セキュリティ対策ソフトの名をかたるものまで出てくる始末です。今回もそうですし、Norton等も被害に遭っています。
セキュリティ対策ソフトを購入する時は、有名どころを選び、URL等をしっかり確認して購入するのが良いかもしれません。
一番確実なのは店頭でパッケージ版を購入することでしょうか。何ともいやな話です。