Adobe とMacromedia が統合することになって大きな話題となりましたが、早いものでもう1年以上が経過しています。
両社はPDFとFlashの分野では独自の強みを持っていましたが、デザインツールを提供している関係上、両社ほぼ同じコンセプトで提供されている製品も少なからずありました。
その製品としては、Webオーサリングツールと呼ばれる分野のソフトが競合していました。オーサリングツールとはWebサイト作成のための統合開発環境で、プロユースで用いられるソフトとしてはMacromedia の DreamweaverとAdobeのGoLiveが二大勢力を占めていたわけです。
今回まずこのWebオーサリングツールを、市場で定評のあるDreamweaverに統合することになったようです。
今回の統合によってWebオーサリングツールのシェアはDreamweaverの独り勝ち状態になります。
決してGoLiveの能力が劣っていたわけではなく、操作性の違いからむしろGoLiveが好みであるというユーザーもいるのですが。
今回の発表はGoLiveユーザーにとっては残念なものとなりました。
ちなみにAdobe GoLive 6.0以降のユーザーは優待価格にてDreamweaverに移行できます。
とても完成度の高い良いソフトでしたが、販売終了にともなってあまり話題にもなっていないようでしたので取り上げてみました。