NECから、パソコンのデータ保護を中心としたサポートサービスが発表されていました。
121ware.comではユーザーサポートが行われていましたが、データ消失にも対応した内容になっており、今後のサービスの方向性としては正しいバージョンアップです。
オンラインバックアップサービスは月額525円から。
このほかにもデータ復旧サービス、遠隔データ消去サービス、マカフィー・サイトアドバイザーなどのサービスも提供しており、組み合わせてセット割引することも可能。
全部加えてみても1,000円弱で毎月データ保護が行えるのは、妥当なところではないでしょうか。
すでにシマンテックは、ノートン360で似たサービスを提供しており、ウイルス対策会社などユーティリティソフトメーカーは一歩先に方法を模索しています。
Appleはすでに数年前から.Mac(ドットマック)、またMobile meで、そしてTime machineでデータ保護、復旧のサービスをしていますが、Macだけ。
マイクロソフトもwindows Vista、そしてWindows Liveで同様に遠隔でデータを保護するサービスを提供していますし、これからはメーカーもこうしたサービスを提供していくのが必須になってくるかもしれません。
こうなると価格やサービスの満足度の点で切磋琢磨がされていって、使いやすいデータ保護の実現が望まれます。
ノートン360 8,480円/1年間
2 GB のセキュアオンラインストレージにデータを自動バックアップ。 (オプションで追加のオンラインストレージを購入可能)。*けれどやはりデータ領域が小さいのが難点。万一のときの復旧、デフラグまでやってくれる。ウイルス対策ももちろん。
Mobile Me 9,800円/1年間
iDisk20GBが利用可能で、iBackupなどで定期自動バックアップ。なんかのときはデータも復旧可能。
ウェブブラウザからも閲覧可能。メール、連絡先、カレンダーを「クラウド」に保存し、プッシュテクノロジーを使って、iPhone、iPod touch、Mac、 Windowsパソコンと自動的にシンク可能。
Windows Live? 一応無料
25 GB のオンライン ファイル保存サービス。ホットメールに加えて、連絡先、データ、写真なども共有可能。使いやすさの点で、やはり無料だからなーというのはある。復旧は自己責任で。
GMail Drive? 一応無料
ご存じgoogleの各種サービスを活用してデータをバックアップ。GMailは7GBの大容量、メールのアーカイブとして利用可能。Google Documentでデータを管理。連絡先も同期可能。ローカルマシンの復旧のためのバックアップというより、googleのサービスをローカルマシンの代わりに活用、としてみたほうがいいのかもしれない。うまく活用すれば補完しやすい。
ただ、こうしたサービスはいつサービス終了するかがわかりません。米国のyahoo briefcaseも今年初めにサービス終了しました。技術も進歩しますし、価格も変わりますし、データ保護は定期的に最適なサービスを考えてみるのがいいかもしれません。