ビジネスパーソンの健康講座(2) 肩こり対策

Categories: ITなニュース  2009/6/18 木曜日

前回は長時間のデスクワークから起こる腰痛対策を取り上げました。今回は肩こり対策を考えてみましょう。

デスクワーク時には、頭が前方に傾いた状態になりやすく、頭の重量を首や肩の筋肉が引っ張って支えるために、肩こりが起こると言われています。人間の頭は結構重量があります。おおよそ体重の10%ということですので、ボーリングの好きな方なら、ちょうどあなたのマイボールと同じ位の重さということになります。

頭が首の真上にあると筋肉に余計な負担がかかりません。机に座った状態で横に鏡を置いて見てみましょう。背筋を伸ばし、あごを引いた状態で、耳の穴と肩の骨が垂直になっている状態がベストです。

イスの高さの調整も大切です。座って正面を向いた時にパソコンのディスプレイがやや低い位置になるようにするなら正しい頭の位置を保ちやすくなります。キーボードの位置が高いことも肩こりの原因となります。入力する時に肩を引き上げる姿勢にならないように低めに(イスを上げる)調整します。

これでベストの位置を決めることができました。足はどうなっていますか? 床にしっかりと付くことが理想です。床に付かないと今度は足の血行が悪くなります。必要なら足置き台を準備すると良いですね。

腰痛・肩こり以外にも腱鞘炎や目の疲れなども悩みの種です。

こちらは以前の記事で取り上げていますので合わせてご覧ください。

腱鞘炎関連過去記事

目の疲れ関係過去記事


Author: Jun
アイティーアシスト代表 ワクワクするようなIT活用をご提案します。

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