ガソリン代があがってもここ沖縄では他に交通手段がないので、車に頼らざるを得ません。
このまま、高騰は続くのでしょうか?
「1バレル=100ドルを超えるか? そんなことは知らない。需給以外のところで価格が決まっているんだから」――。
11月1日、米インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙の主催でロンドンのホテルで開かれた毎年恒例の会議「オイル・アンド・マネー」。オープニングセッションに出席したアラブ首長国連邦(UAE)のハミリ・エネルギー相は、会場からの質問に苦笑いしながらそう答えたそうです。(11月中旬に1バレル=98ドルになったようです)
僕らが学生時代に教わったのは需要、供給曲線の交点で価格が決まるというものでしたが、それはもはや過去の話になりました。 現在、商品市場では、世界の1日の原油供給量の8600万バレルをはるかに超える、2億バレル以上の取引がされているそうです。株式だけでなく石油や農産物も、実需給ではなく、どれだけお金が動くかで価格が変わってしまいます。
2006年の数字ですが、世界のインターネット人口は7億人と言われています。その中で、極端なマネーゲーム化が世界中に広がっていて、コンピュータネットワークの上にある市場が形成された事は大きな要因の一つです。
インターネットの普及は取引のスピードを加速させ、多くの人を市場に招いたので価格の高騰や下落を連鎖的に発生させる事となっているようです。そしてそのスパイラルを制御できないのが現状です。
しばらく高いガソリンを買う日は続くかもしれません。。