Categories: ITなニュース 2009/2/3 火曜日
東京放送(TBS)は、2月3日正午から3月28日までの期間限定で、地上波のゴールデンプライムタイムで放送中の番組をインターネット上で無料配信するそうです。「TBS オンデマンド無料見逃しサービス」の実験の一環として行うとの事です。
新聞とTVとインターネット(12/30)でもとりあげましたが、TVなどのメディアとインターネットの本格的な融合が遅かれ早かれやってくると思われます。
民放の場合は、スポンサーの問題もあるので、NHKと比べオンデマンド放送はまだまだ先になるのかとと勝手に考えてましたが、実験的とはいえ、意外に早く始まりましたね。
表向きは見逃しサービスとなっていて、TV局側のサービスの拡充のように見えますが、明らかにYouTubeなどの動画配信サイト対策といえるでしょう。地上デジタル放送へ切り替わる頃に、「YouTubeもあるし、チューナーを買わずにネットで済ませてしまおう」と多くの人が考えてしまうと、視聴率が低迷し、これまで以上に番組にスポンサーがつかなくなる事が考えられます。TV局側としても、ネット配信は避けて通れない課題といえるのかもしれません。