記憶装置の高密度化の進歩により、膨大なデータが一昔前には考えられないサイズのディスクに収められるようになりました。
この分野において、これまでの常識を根本から覆すような驚くべきニュースがありました。
この度、米IBM社の研究者達により、1ビット分のデータをわずか12個の原子に記録するという技術が開発されました。ちなみに現在の一般的な記憶装置の場合、1ビットにつき80万個以上の原子が必要です。桁違いという言葉では表現できないほどの進歩を可能にする夢のような技術です。
もちろんこれは特殊環境(1ケルビン)での実験結果ですが、常温でも数は150個に増えるものの動作可能だと考えられています。
80万個→150個 この差が生み出すメリットは想像するだけでわくわくします。