2012年となりました。
昨年度もこのブログをご覧頂きありがとうございます。弊社サービスをご愛顧頂いた皆様 、今年度もどうぞよろしくお願いします。
今回は「長期」というほどの年末年始ではありませんでしたが、気を引き締め直してパソコンに向かう人も多いはずです。年末の大掃除にパソコンの中も外もきれいにされた方もいるはず。気持ちいいですよね。
この年末年始をはさんでパソコンを改めて使いはじめるにあたって、 いくつかチェックしておきたいことをまとめました。
電源を押す前に周辺機器のチェックを
久々に電源を入れる際、うまく起動しないこともあるかもしれません。ホコリがたまったり、または大掃除の影響で線が外れたり、ホコリや水分が接続個所にたまってしまうことも。一度パソコン周りもクリーンと確認してからスイッチを入れましょう。
まずはセキュリティアップデート
導入している機器やソフトウェアについて、休暇中にセキュリティ更新プログラムが公開されていないかどうか確認し、更新プログラムが公開されていた場合は、更新プログラムを適用しましょう。
Windowsはこの年末年始、再起動が必要な緊急のセキュリティ更新プログラム「MS11-100」を公開しています。こちらもちゃんと適用されているかチェック。
またとくにウイルス対策ソフトのパターンファイルのアップデートが完了してからネットを使った作業を行なうようにしましょう。電子メールを送受信したりウェブサイトを閲覧したりする前にウイルス対策ソフトの定義ファイルを更新し、最新の状態にしてください。
休み明けには迷惑メールを含む大量のメールと顔を合わせることになります。新種のウイルスが含まれている可能性もあるので、ウイルス対策ソフトの更新が終わってから作業しましょう。
その間にちょっとコーヒーを飲みにいって、今年の抱負など考えつつ。
いまだにメールからのウイルス感染、詐欺情報の蔓延は後を絶たないのですが、誤って不審な添付ファイルを開いたり、リンク先にアクセスしたりしないよう注意しましょう。
持ち出したUSB、パソコンのウイルスチェック
年末年始、”ちょっと”使おうと持ち出したデータや機器はありませんか?データのやり取りに関係した機器は、社内のネットワークに持ち込む前に念のためチェックしましょう。
PCやUSBメモリだけでなく、スマートフォンなどもその対象です。
企業によっては、持ち出していたPCやスマートフォンなどを組織内のネットワークに接続する前に、確認用のネットワークを別途用意してウイルスチェックするように周知するなどの措置も必要といえます。
その他社内のポリシーによってチェックポイントは変わるかもしれません。
面倒くさそうでも良いスタートを切るためには予防が必要ですね。
以下のリンクにもその他大事な点がまとめられていましたので参考にしてください:
年末年始における注意喚起 -IPA独立行政法人情報処理推進機構
年末年始の長期休暇前に確認すべきセキュリティ対策――JPCERT/CC -ITメディア
それでは気持ちよく今年も仕事を始めてまいりましょう!