日本電気硝子が「FPD International 2011」で出展した「見えないガラス」がすごいです。
日本電気硝子の見えないガラス、視感反射率は0.1%以下:日本経済新聞
このガラス基板は表面と裏面にある反射防止膜によって光の反射を抑えることによってガラス基板への映り込みがほとんどないです。
それでガラス基板を認識することが難しく見えないのです。
実際写真を見てもガラスが全然見えません。
一般的なガラス基板は、光の約92%が透過、残りの約8%が反射されるそうですが、このガラス基板は約99.5%が透過するそうです。
このガラス基板が実用化されれば画面への映り込みのないテレビやパソコン、携帯電話などが出てくるかもしれないですね。
とくに昼間外で携帯電話を使用するときに画面が反射して見えづらくてイライラしてしまうので、そういう問題が解決すると嬉しいですね。
また博物館や美術館などでの展示にも使えそうですね。
光が反射しないので写真撮影もしやすそうです。
強度とかはどれほどなのかわかりませんが、色々な分野で活用できそうですね。