外出先での無線接続先として、またひとつ便利なサービスが登場です。2011年8月17日、公衆無線LANサービス「Skype WiFi」を「iPhone」や「iPad」から利用が可能となりました。なお、このサービスは「Skype Access」として今年2011年3月からPCからの利用がすでに始まっており、iOS向けアプリとして改めて登場したカタチです。
iOS向け「Skype WiFi」アプリ公開、分単位で -ITpro(2011年8月17日)
ホテル、空港、駅、コンベンションセンター、レストランなど世界100万カ所以上で公衆無線LANの接続が可能。使った分だけ支払う従量制で、分単位で「Skype Credit」による決済が行える。電子メールをチェックするだけ、あるいは通話で簡単な用事を伝えるだけといった短時間利用のときは、1日または1時間パスを購入せずに、従量制課金でインターネットにアクセスできる。
iOS向けSkype WiFiアプリケーションはiOS 4.1以降を搭載したiPad、iPhoneおよび「iPod touch」で使用可能。Skype WiFiの利用料は1分あたり0.06ドル(0.05ユーロ)から。
気になるアクセスポイント、結局日本、そして沖縄ではどうなのかというと、メジャーなアクセスポイントを利用できるようです。
現在 Skype Access で使用できる公衆 Wi-Fi サービスプロバイダとアクセスキーは以下の通り。 -Slashdot.jp
livedoor Wireless (SSID: livedoor-web) 656C626A3633706F327077396A
BBモバイルポイント (SSID: mobilepoint) 696177616B
HotSpot (SSID: 0033) A52DE42CB6
BBモバイルポイントはマクドナルド等で利用でき、HotSpotはモスバーガーはじめ地下鉄の駅、空港、ホテル、カフェなどで提供されている場所も多いため、利用価値はあります。
・エリア情報 | 無線LANサービス ホットスポット(NTTコミュニケーションズ)
一分当り0.06ドルとのこと、18日現在のレートからすると1分当り5円未満というところ。1時間利用で300円ほどとなります。もっとも公共無線LANサービスは月に300円から500円ほどで提供されていることが多いため、一時的な無線LAN接続先としては妥当な金額かもしれません。分単位で接続できるところ、そしてアクセスポイントが多いことは魅力ではないでしょうか。
出先でネットを使う方法も多様化し、Wifiルータもいろいろと登場してきました。iPhone, iPadだけでなく、Macやパソコンからも使えるため、Skypeクレジットにある程度デポジットしておいて、ちょっとした必要のときに使えるようにしておくのもありかもしれません。
iPhoneやiPadからの利用の場合、専用の無料アプリを使って接続します。
詳しくは以下のSkypeの公式ページをご覧ください。
なお、このアプリのデビューを記念して、8月20日午前0時から21日午後23時59分まで、Skype WiFi利用を最大60分無料にするキャンペーンがあるそうです。