経営は、「人・金・物」から「人・金・物・情報」といわれる様になってきました。
情報を持つ者は持たざる者より確かに強いです。
しかし、情報は社内外を問わず大量にある為、その中で情報を活用する為には情報を整理する事が必要となります。いかに情報を蓄積し、いかに活用するかの方法論はナレッジマネージメントといわれています。
その手法として、フォークソノミーとタクソノミーいうものがあります。
フォークソノミーとはみんなで作っていく分類方法の事です。YouTubeなどで登録者が自由にタグ付けをしますが、それを属性情報として利用してデータの分類や収集に役立てられます。タグ付けという意味ではGmailなどで用いられる手法です。フォークソノミーは、folks(民衆)とtaxonomy(分類法)を合わせた造語となっています。最近はこの手法を社内の利用でも用いるツールが提供されてきています。
タクソノミーとは、図書館の様にあらかじめ体系をつくってそこに保存する分類法を指して使われます。(※この用語の厳密な意味は違いますが、フォークソノミーと対比してこの種の意味で用いられています)Windows mailや旧来のファイルサーバーなどで利用されている分類方法です。
どちらも利点欠点があります。ファイルサーバーがファイル置き場のみになっていて、活用にいたっていない場合には検索機能が強化されたファイルサーバーを入れたり、ナレッジデーターベースを作る仕組みが必要ですね。