危機対策、バックアップといった情報がより進化しているこの頃ですが、イー・モバイル回線を利用し、利用した月のみ利用料金の発生するモバイル通信サービスがamobileから登場し、緊急時のネット回線として注目を集めているようです。
緊急用に常備可能、利用月のみ料金がかかるモバイル通信サービス -ケータイWatch(2011年4月5日)
ガイアースとモバイル・プランニングは、MVNOによるデータ通信サービス「あんしんモバイルZERO Type:EM(amobile)」を4月6日より開始する。イー・モバイルのネットワークを利用するサービスで、申し込み期間は6月30日まで。1000台限定で、端末はD26HWが用意される。
「あんしんモバイルZERO Type:EM(amobile)」は、amobileブランドで展開されるデータ通信サービス。契約事務手数料3150円を払えば、あとは利用月のみ定額の利用料が発生する料金体系が特徴で、利用月の料金は、クレジットカード払いの場合は月額4980円、銀行振込みまたはコンビニ払いの場合は月額5380円の定額制となっている。同社では、「停電・緊急時のために、非常用として常備しておくことが可能」としている。なお、自治体、NPO、NGO向けには、先着100台を上限に、事務手数料を無料にして提供する。
提供される端末は、下り最大7.2Mbps、上り最大1.4MbpsをサポートしたUSB接続型のデータ通信端末「D26HW」。サービスエリアはイー・モバイルの国内のサービスエリアと同じ。国際ローミングは利用できない。
利用した月のみ定額の利用料が発生するという使い方は、「何かあったときのために」という危機対策のニーズのほかにも、頻度は高くないが出張や旅行に行くというタイプの人にはうれしいサービスかもしれません。
また、固定での回線、携帯電話の3Gネットワークの回線のほかにも、もうひとつ予備回線を持っておくことによって、災害時にどれかは使える、というインフラバックアップを持つことができます。
今回の震災の際、利用者数の相対差もありますが、電話よりもネットサービスの方が連絡を取りやすかったという事例も出ました。
まだ安全な今のうちに対策をとってみてはいかがでしょうか。
「amobile」案内ページ
http://www.amobile.jp/
D26HW製品情報(イー・モバイル)
http://emobile.jp/products/hw/d26hw/