3/3午前2時、Appleより新しいiPad, 「iPad 2」がデビューしました。登場前から予想できた正常進化ではありますが、これなら欲しくなる!というような存在です。
「iPad 2」発表 より薄く、ホワイトモデルも 日本は3月25日発売 -ITmedia(2011年3月3日)
iPad 2はデザインを一新し、厚さは最薄部で8.8ミリと、初代iPadの13.4ミリから薄型化。iPhone 4の9.3ミリよりも薄くなっている。初代は表がブラックカラーのモデルのみだったが、ホワイトモデルを追加した。
サイズは241.2(高さ)×185.7(幅)×8.8(厚さ)ミリ。重さはWi-Fi版が601グラム。3G版が613グラム。初代iPad(Wi-Fi版680グラム/3G版730グラム)から軽量化している。
内蔵フラッシュメモリの容量は初代iPadと変わらず、16Gバイト、32Gバイト、64Gバイトの3モデル。
これはイイ!という点
スペックやデザインのかっこよさもそうですが、特に気になる、お勧めの点を挙げてみます。
・重さがやっとこさ600グラムに。
もうちょっと軽くても良い気はしますが、バッテリーに加えて、ガラスディスプレイ、強度を保つアルミボディを考えるとこのレベルが限界なのかもしれません。
・使ってみたいソフトがそろってきた
今回Macのメジャーソフト「Garage band」や「iMovie」もiPad用にデビュー。ウェブサイトの紹介ビデオではGarageband for iPadを使って曲を作っているシーンがありましたが、ギターの弦のチョーキングまでできるのは面白そうです。
・スタンドにもなるカバーが登場
「まるで風呂桶のフタ」と早くも揶揄される特性のカバー「iPad smart cover」も登場。たたむとスタンドにもなるというすぐれもの!確かに古典的なデザインですが、今まで出てきていなかったのも不思議。今回Apple純正となり、マグネットで容易に装着できるため使いやすそうですね。
・Airplayでデバイス間のデータ利用がボーダーレスに
これはiPadだけでなくiOS 4.3の機能となるようですが、ワイヤレスデータ共有機能「Airplay」が待ちに待った機能。同じワイヤレスLAN内にある自宅PCにある音楽やデータを、コピーをせずに、iPadやテレビ、他のデバイスで自由に使えるようになるというもの。
これのいい点は、データ管理も容易になる点。データを分散させなくて済むため、管理もセキュリティも楽になります。iPadのように家庭内、教室内など場所として限定的な利用が主となる場合、それほどデータ保存容量も大きくなくていいのかもしれません。
PC間の共有は新しくない機能ですが、これをiPadや他のデバイスにも広げようというところにまた新しいAppleの野心が見え隠れします。音楽業界、テレビ業界、雑誌業界に続いて、家電業界にも革命必死となるのか?
MacにはBonjourというネットワーク規格がありますが、将来的に統一されるのかもしれません。
価格は30,000円代からとなり、よく考えるとケータイの新機種よりも安かったりするのは実にお手頃。
もはやPC利用はネット、メール、映画鑑賞かなという利用の場合、今が買い時かもしれない。