来年のITトレンドを予測する – プリンタ編

Categories: ITtimes, ITなニュース, 使えるIT  2010/12/3 金曜日

今年も残すところ1ヶ月になりました。1年は早いものですね。

ますます毎日の時間を有意義にしたいと考えている今日この頃です。

今回はプリンタ選びに役立つ情報を取り上げてみようと思います。

来年のIT関連のトレンドを予測と書いたものの、今回はすでに登場してしまっているプリンタの新製品についてなので、予測ではありませんね^^。

近年はプリンタ単体の機種というよりも、コピー、スキャナ機能も搭載した複合機の販売が伸びているようです。以前は複合機というと無駄に大きくて場所をとる代物としか思えなかったのですが…。

最近のモデルはかなりコンパクトになっています。

しかもデザイン性も高いので、インテリアにもすんなり溶け込めるのではないでしょうか。

2010年は各社ともネットワークに積極的に対応させた製品を発売してきました。

インターフェイスの対応状況を振り返ってみると、2007年にはキャノンの場合インクジェットプリンタMP970で有線LANに対応させてきたのを皮切りとして、2008年には無線LANにも対応するMP980が発売されました。

2009年にはハイエンド機以外のモデルにもネットワーク対応のプリンタが登場しています。

2010年のキャノンおよびエプソンのプリンターではエントリークラスのモデルまで無線LANに対応するものが登場しています。

無線LAN対応であることのメリットとして、パソコンのそばに置かなくても電波の届く範囲であればどこにでもおける気軽さが上げられるでしょう。

そしてUSB接続のみの機種と比べて、複数のPCから直接利用できる点も環境によっては魅力的です。

プリンタ購入を検討しているのでしたら、長期的に考えてもネットワーク対応機にするとよいかもしれませんね。

別の注目点としてキャノン、エプソンともにハイエンドよりの機種では、操作をナビゲートしてくれるような機能が搭載されています。

操作の流れに応じて押すべきボタンが光る等、手順をナビゲートしてくれるというものです。

プリンタ自体も多機能になってきているので、だれでも使いやすいようなインターフェイスになったことは歓迎すべきことだとおもいます。

他にiPhone等のスマートフォンから直接印刷に対応するようになった点も特徴となっています。

エプソン、キャノン共にAppストアからアプリをインストールする形になります。

キャノンのアプリの場合写真専用ということになってしまいますが、エプソンの場合サードパーティ製のアプリを使用することによってPDF印刷にも対応させることができますから、場合によってはこの辺も機種選びに重要な要素になるかもしれませんね。

長くなってきたので詳細は取り上げませんが肝心の画質についても磨きがかかっています。

よく知られているように製品仕様としてほぼ同スペックのプリンタであってもインク等のコストパフォーマンスや色再現性は異なります。

写真印刷にこだわりをもってプリンタ選びをするのでしたら、新機能の確認とあわせて写真サンプルのある店頭で実物を確認するのがよいでしょう。

皆様のプリンタ選びの参考になれば幸いです。


Author: Nishi
システム開発、管理を担当しています。 どちらかというと裏側の仕事が多いですが、 開発したものがどこかで社会の役にたってほしいと願うのは開発者であればみな同じはず。 そんな観点で実は便利もしくは有益だけどあまり知られていないITのさまざまな分野を記事で紹介していきたいと考えています。

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