パソコン関連のパーツは毎年トレンドの移り変わりが激しい分野です。
以下に現在流通しているパーツの状況から、今後パソコンを導入する際に検討できる情報を提供してみたいと思います。
ドライブ
ちょうどDVDドライブがそうであったように、ブルーレイドライブも緩やかに値下がり傾向にあり、そろそろ普及価格帯になりつつあります。まだまだDVDマルチプレイヤーには及ばないとはいえ、少し奮発すれば種類も在庫も豊富にあり無理なく手に入るような状況です。
前のブログでも取り上げたように今年は3Dブルーレイの登場で対応のブルーレイドライブも種類が増えてくることでしょう。
メモリ
今年までの傾向として1枚1Gタイプのものに値頃感がありましたが、年末にかけて1枚2Gタイプの値崩れが始まっているようです。こちらも少し予算を多めに見るだけで入手できますのでオススメです。
32bitOSであればメモリの総量は2G程度でも良いのですが、もしWindows 7でよく見られるような64bitOSに移行する予定、また可能性があるのでしたら余裕を見てメモリを導入しておくのも手です。
CPU
ブルーレイ等マルチメディアに関連した分野でCPUパワーが必要になりますが、Intel CPUに関しても今後例年のように新しいタイプのものが登場すると言われています。
またIntel程知られていないためか、AMDのCPUも高性能な割にIntelのものより総じて安く購入することができます。
CPU関連全体で大きな値下がりは見られませんが、少し前のモデルを狙うとお手頃に入手できそうです。
近年、動画関連の処理は以前よりはるかに負荷がかかる作業となっています。
先を見越してCPUパワーにいくらか余裕のあるものを購入しておくと長期の使用に耐えやすくなります。
しかしそうしたCPUしか選べない訳ではなく、エクセルやワードといった事務処理しかしない場合にはCore i3もしくはAtomで安く抑えるという方法もあります。
HDD
ためらいなく2Tbyte容量のものが買える価格帯になってきました。
たしかに1Tや500Gのハードディスクはさらに安いですが、2Tでさえ少し前の1Tと同じ価格帯ですので地デジ録画や動画関連の分野をよく扱うなら余裕を見ておくと良いかもしれません。
ちなみに2Tより大きいものものもありますが極端に値段が高くなります。
予算に余裕があるのでない限りあまりオススメできません。
その他周辺機器 – 地デジ
来年はアナログ放送の終了とともに地上波デジタル放送の本格的な普及が始まることでしょう。
テレビを見るためには地デジチューナーが必要となります。
通常のテレビ用にも対応する地デジチューナーが発売されていますが、パソコンに増設するようなタイプのものもそれと変わらないか、むしろ安いくらいの値段で発売されています。
パソコンに地デジチューナーを増設することのメリットとしてお手軽に録画できることがあります。
大容量ハードディスクが手頃になってきていることもあり、地デジレコーダーとしてパソコンを活用することも検討される方も少なくありません。
この年末、もしくは来年パソコンの購入を検討しているのでしたら今取り上げたような要素を検討して導入してみるのはいかがでしょうか。