Categories: ITなニュース 2010/3/29 月曜日
以前の記事でSIMロックフリーの流れが日本でも起こる可能性を取り上げましたが、ここにきて急展開を見せています。
3/27に総務省が「SIMロック」を解除するよう携帯電話会社に求める方針を固めたという報道がなされました。
2010年末から発売される次世代携帯電話の端末を対象とし、法制化による義務付けも検討するということです。
実現しますと、利用者は端末と携帯電話会社を自由に組み合わせて選べるようになります。
日本の携帯市場は「ガラパゴス」と揶揄されるように非常に独特(閉鎖的)ですが、一方で日本人のニーズに応えた突出した部分も持ち合わせています。
既存のモデルの大きな見直しが迫られるために企業の課題は大きいものですが、アイデアやバランス感覚、センスを大いに発揮したすばらしい製品が誕生していくのではないかと感じています。
競争激化による通話料値下げ等も予想されますので、利用者にとってはうれしい流れといえそうです。