月並みな話題ではありますが、情報化社会の中、本当に大切なものは何でしょうか?
高スペックのマシン?、高速通信網?
確かにそれらもあるに越したことはありませんが、今回取り上げたいのは情報を適切に扱えているかということです。
この点がうまくいかないと情報があるのに無いという結論に至ったり、重要な情報がそうでない情報に埋もれてしまったりといったことが起きかねません。
これらは仕事の生産性にも大きくかかわるため重要な点であるといえます。
こうした能力のことを情報リテラシーと言います。
情報リテラシーに関する定義は一つではないのですが、例えば以下のようなものです。
1.情報に対するニーズを認識し、必要とする情報の性質と範囲を決定できる。
2.効果的に、そして、能率的に必要な情報を見つけられる。
3.批判的に情報や情報探索過程を評価できる。
4.収集した情報や自らの研究などから生み出された情報を管理できる。
5.より重要で新しい情報を適用して新しい概念や新しい理解を生み出せる。
6.理解しながら情報を用い、情報を用いるということの周囲にある文化的・倫理的・経済的・社会的な問題を認識できる。
[Wikipediaより]
幅広く情報を扱う際のスタンスを学べるような気がします。
情報を探す能力だけでなく、場合によっては自分が調査した情報を適切に管理することも情報リテラシーに含まれるんですね。
自分のスケジュールをしっかり管理できている人は仕事もできるといわれますが、情報リテラシーはパソコン以前の部分から始まっているのかも知れませんね。
情報に優先順位をつけたり評価したりする能力はこうした作業の継続によって伸ばすことができるようです。
このブログをご覧の方も情報を探す、いわゆるググる機会も多いと思いますが、検索の能力もトレーニングによって向上させることができます。
例えば日本インターネット検索能力検定協会等の主催する検定にチャレンジすれば検索のコツなどをつかむ助けになると思います。
かく言う私も最近スケジュールを効率よく管理できていないことがあります。
情報リテラシーが高い人間ではないようで…。