「あなたのデジタルカメラがワイヤレスになります」でおなじみのEye-Fiはけっこうご存じの方も多いと思います。SDカードに無線が内蔵されていて、写真を撮ったらすぐにパソコンや写真共有サービスに転送できるというやつですね。
意外とまだこのブログで取り上げたことがないようなので、次世代Eye-Fiカードの発表のタイミングでちょっとメモがてら書いてみたいと思います。
現在発売されているEye-Fiの規格はSDおよびSDHCになります。
このカードには通常の記録メディアとしての機能のほかに無線LANカードとしての機能をあわせ持っています。
無線LAN環境が自宅にあればパソコンに線をつながずに写真を転送できます。
パソコンで一度設定してしまえば、あとは自動で転送してくれます。
さらに無線LANに接続できるメリットを生かして、事前に登録しておいた1つの写真共有サービスへ画像を転送することもできます。
対応しているサービスはflickr等たくさんあります、上記のEye-Fi日本語サイトで確認できます。
転送完了後はメールで知らせてくれるので、安心です。
などなど、これまでのEye-Fiもアウトドア派の写真好きにはマストなアイテムだったわけですが、新しく発表された製品はいくつかの機能向上が図られています。
・転送済み画像の自動削除機能(エンドレスモード)
・802.11nに対応
・RAW画像の転送に対応
・ジオタグ(地図情報)対応
・アドホック通信への対応
・オープンなWi-Fiネットワークへの自動接続機能
こうだったら..的な部分はすべて網羅されているような感じですね。
RAW画像対応ということですので、デジタル一眼等でもjpgで我慢を強いられることもなくなりそうです。
あとジオタグ対応も興味深いですね。
活動ログにしたり公開したりといろいろ楽しめそうです。
あと実際的な使い方として、取材や現場での撮影時にもいいいかもしれません。
問題は無線LANスポットがどこにでもあるわけではない、ということかもしれません。
どこでもWifiのようなサービスと併用することで無限に可能性が広がりそうですね。
参考 : GIZMODO?JAPAN?- 「どこでもWi-Fi」と「Eye-Fi」の相性の良さは異常