弊社ブログで使用しているWordPressを2.9へのバージョンアップへ対応させました。
ここ最近では比較的メジャーなバージョンアップ、UIはかわりませんがいろいろな機能強化がなされているため、今後の設計や活用の幅が広がっています。
なにより全体的に作業効率も含めたスピード化が行われている、という印象です。
プレスリリースによる主な変更点はこちら
以下に主な気づいた変更点:
動作環境MySQL4.1.2以降に
弊社サーバはMySQL4.0系であったため、対応するためにMySQL5.1に同時にバージョンアップ。文字コードの問題もあるため4.1以上へのアップグレードはためらっていましたが、いまのところ問題はないようです。やはり時を待ってから行った方がいいですね。
自動データベース最適化に対応
最適化、というと聞こえが良いものの、必要ファイルなども消された経験があると躊躇してしまうんですが、これもスピード化の一翼を担っているよう。実際、SQLバージョンアップのためにバックアップデータから不要部分を目視で削っていっただけでも、読み込みの速度が違うのが分かるので、これが自動的に行われるとgooodです。
ビルトイン画像エディタ
WP上で画像の加工ができる!これはふつーに助かります。いままで健気に画像編集ソフトやサイトでさわっていた庶務をシームレスにブラウザからできるのは便利。画像の拡大縮小、リサイズやトリミングなど大体の用途は対応しています。
SEO 強化のために?rel=canonical
に対応
2009年2月頃より検索エンジン3社が導入を開始した重複コンテンツ問題を解決するHTMLタグのサポートが行われています。
コンテンツは一緒でも見た目をかえたり、プリント用の表示に構成を変えてページを生成することがありますが、検索エンジンからは別ページとして扱われるとSEO的には問題が起きていました。これを解消するために「rel=canonical」をヘッダ内に挿入し、複製されたコンテンツのうちどれが正規ぺーじであるか指定できるというもの。
プラグインやテーマによっては抱えるこの問題、どう解決されているかの検証がこれから行われそうです。
<link rel=”canonical” href=”http://www.example.com/preferred.html” />
プラグインの一括アップグレード
これもとても管理メンテナンス上とても楽。
他にも短縮URLの生成が行えたり、投稿サムネイルが作れたり、今回は改善点が多いので発見が楽しみです。