米ポータル大手3社(Google,Yahoo,MSN)は無線LANサービスを期間限定で無料提供するようです。
そのサービス内容を見てみましょう。
(1)? Google
米Googleは、米国時間11月10日から2010年1月15日まで、米国内にある47カ所の空港で無料の公衆無線LANサービスを展開することを発表しました。
少し前にGoogleがVirginAmericanと提携し機内で無線LAN提供を発表していたことに続くものです。
期間限定なので、試験的な意味合いがあるのかもしれません。
(2)? Yahoo
米Yahoo!は11月10日、同日からニューヨークのタイムズスクエアで無料のWi-Fiサービスを開始すると発表しました。
こちらも1年限定ですが、1日に50万が利用するだけあってニュースになるほど知名度が高い場所のようです。
(3)? MSN
MSNのMicrosoftは無線LANサービスをホテルや空港で展開しています。
他にオークションのeBay等も同様のサービスを提供することを発表しているようです。
こうしたネット企業の大手が無線LANサービスを提供するのは、自社サイトへのトラフィックの誘導とそれによる広告収入の増加を目的としています。
一般ユーザーにとっても外出先で無料でネットを利用できるので悪い話ではありません。
ただ海外ですと、日本ほどブロードバンド環境は整っていないところのほうが多いようですから、通信速度が気になるところですね。
日本にでは有料でYahooやLivedoor等が提供している公衆無線LANがあります。比較的低額ですからサービス相応の対価として有料でもよいと私は思いますが、ブログをご覧の方はどのようにお考えになるでしょうか。
Yahoo無線LANは現在おもにマクドナルドで提供されていますが、たとえば空港や地方の駅でも利用できる箇所が増えればさらに便利になることでしょう。
ところでWiMaxのUQコミュニケーションズが沖縄地区における「2.5GHz帯を用いる広帯域移動無線アクセスシステム(モバイルWiMAX)」の無線局免許状を、総務省沖縄総合通信事務所から取得したというニュースもありました。
これから公衆のインターネット回線も選択肢が増えてくるので利用者にとっては良いことです。
情報格差解消にまずは都市部から様々なサービスが提供されることを期待しています。