Webを閲覧する時に注意すべき7つの点?(3)Clickjackingに気をつけろ

Categories: セキュリティ  2009/10/27 火曜日

Clickjackingについては過去に一度このblogでも取り上げています。

この攻撃はWebの欠陥を悪用し、2つのレイヤーから構成されるWebページを表示させ、ユーザを騙す手口です。ユーザは、表示されているレイヤーで操作を行っていると思いますが、実際には、表示されたレイヤーの上にある透過レイヤーで処理が行います。

blogで取り上げた時点では、具体的な被害は出ていませんでしたが、最近では今回の金融危機につけ込み、銀行の偽サイトを作成し、この手法を使って、銀行でローンが拒否されたユーザを惹きつけ、だましているようです。

IE(Internet Explorer)の対策の場合はこの対策機能が実装されたものの、開発者側にも実装が求められるものであるため、完全な意味での導入は何年かかかる可能性があります。お勧めはFireFox+NoScriptの組み合わせです。

noscript

誤って、透過型のリンクをクリックしても、このプログラムが警告を出してくれるすぐれものです。

怪しいサイトを訪ねる時はご一緒に。。


Author: tokunaga
ネットワーク構築、サーバーメンテナンスを担当。 MCP、CCNA、SCSA、DD1種などを有しており、ネットワークの設計・構築・運用まで一通り行います。 法人様への最初の窓口として応対させて頂くことが多くございます。 問題解決のお手伝いを致しますのでひとりで悩まずお気軽にご相談ください。

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