bing等に代表されるMicrosoftの最近のサービスは気が利いていてこれまでと違うな、と感じさせます。
Googleも結構いろんなサービスを提供していますが、ことWindowsネイティブな環境に関連してはやはりMicrosoftのサービスは充実していますね。
このたびもなかなか粋な製品をリリースしてくれました。
かねてより詳細が伝えられていたMicrosoft Security Essentialsです。
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いわゆるウイルス対策ソフトでウイルスバスターやウイルスセキュリティーのようにウイルスチェックを行うソフトです。
しかも、無料です。
無料で信頼できるアンチウイルスソフトはなかなか無いのですが、ことMicrosftがリリースする製品とあって期待も高まっているようです。
旧来より提供されていた有償版のLive One Careの特徴を踏襲するものになっています。
環境はWindows XP SP2以降が対象となります。
ウイルス検知の能力は今後の評価を見てみないと何ともいえませんが、動作も軽いようですし、何よりちゃんとしたアンチウイルスがMicrosoftより無料で提供されるインパクトはなかなか大きいですね。
すでにお得感がある他の統合セキュリティーソフト等にもますます価格破壊の影響が及ぶかもしれません。
ただ一つ気をつけねばならないのは、ファイアーウォールが含まれていないということです。
つまり外部からの不正アクセスに対しては何も対策がなされていません。
それで他のファイアーウォールソフトと組み合わせて使用することが推奨されます。
ただソフトウェア同士の相性の問題もあり、どのソフトと組み合わせるとどのような不具合が生じるかもうしばらく検証が必要になりそうです。
ネットにつなぐならこうしたセキュリティー対策は必須ですが、全くこうしたソフトが導入されていなかったり、契約期限切れになってしまっているパソコンをよく見かけます。
導入が面倒とかお金がないから..と言わずにこのようなソフトの導入を真剣に考えてみましょう。
もちろんファイアーウォール等も含んだ他社の統合セキュリティーソフトを導入できるならそれもよいです。
パソコンのセキュリティーに関することは、アイティーアシストにご相談下さい。
1台からでも、またエンタープライズ環境に至るまで幅広く対応させていただきます。