Windows 7の新たな2つのパッケージWAUとファミリーパックが発表されました。
WAU(Windows Anytime Upgrade)は、プリインストール(購入したPCに最初から搭載されている)のWindows 7を上位エディションにアップグレードするためのものです。
WAUは3種類あります。StarterエディションからHome Premiumへ、Home PremiumからProfessionalへ、Home PremiumからUltimateへアップグレードできます。
WAUのインストールはアップグレードキーを設定するだけなので、作業は10分弱で済むと言われています。この辺りもいいですね。
ちなみにStarterエディションはNetbookメーカー向けOEM専用です。Netbookはその安さ故に、ライセンス料の割合が高く、Windowsは敬遠されることがあり、linux等の他OSが元気な分野でもあります。Googleの進出もあります。
Starterエディションは簡易版的な位置づけのために制限事項がいろいろあり、使いづらくなっている可能性もありますが、やはりWindowsのインターフェースに慣れ親しんだユーザーは、安ければこちらを選びそうです。マイクロソフトは、まずは使っていただいて、機能を拡張したければWAUでという流れを作りたいのだと思います。
上位エディションの価格破壊を防ぐためにもこの辺りが落としどころなのでしょう。
もう一つのファミリーパックは、Windows 7 Home Premiumエディションの3台分のライセンスが付属されています。
Appleは以前からmac osのファミリーパックを販売していますので、真似事だという意見や、macの5台に比べて3台は後発組としては物足りないという意見もあります。しかしいいことはどんどん真似してほしいですし、ウイルス対策ソフトに代表されるように、1家庭3台というのは妥当な数なので評価できるのではないでしょうか。
お得感も加わったWindows 7 はかなり強いと思うのですがいかがでしょうか?