前にも似たタイトルを記事にしたことがありましたが、その時に比べてまた状況は大きく変化しているようです。
現在様々な種類のブラウザが世に出ています。
Microsoft – InternetExproler(以後IE)
Mozila – Firefox
Opera Software – Opera
Apple – Safari
Google – Chrome
上に挙げたのはWindowsで使われている代表的なブラウザです。
このほかにMac?や その他のOSによってもブラウザが異なります。
さらに..これにバージョン違いによる差が生じます。
たとえばIE6とIE7のようにバージョンが一つ違うだけでも大きな変化になります。
ユーザーにとっては選択肢が増えていいことですが、Web開発者にとっては大変です。
ブラウザによってそれぞれ異なる”くせ”のようなものがあるからです。
ブラウザ経由でアクセスするシステムにおいては、対象とするブラウザを指定したり古いブラウザはサポートしないなどの対応をしていることもあります。
そしてそろそろそのサポートの対象から外されそうなのがInternetExprolerのバージョン6つまりIE6です。
かってな推測ですが、IE6はここ十数年のWebの歴史においてもっともユーザーの多い(多かった)ブラウザではないでしょうか。
Windows XPの標準ブラウザとしてその地位はXPのリリース期間とともに長く安定したものでした。
つまりWindows XPの後継OSの登場が遅れたためにIE6はもっとも長く提供されたブラウザ = 最も普及したブラウザ といえます。
その使用頻度の高さから一時ブラウザ全体のシェアの9割に達していたこともあります。
それだけにIE6の全盛期にはその解釈が正しかろうが間違っていようがとにかくIE6でまともに表示されればそれでよしという風潮さえあったものです。
それが、新OSのリリースとともにWindowsの標準ブラウザの地位は後継バージョンに引き継がれていきました。
現在IEの最新バージョンはIE8です。
IE6のシェアはついに20%台まで落ち込んできたようです。
とはいえ変化の早いIT業界で2001年リリースのIE6が2009年の今まだそれだけのシェアを握っていることはある意味すごいことではないでしょうか。
これはいまだにWindows XPを使用しているユーザーが多いことが理由として挙げられます。
Windows XPから現在最新のOSであるWindows Vistaへ乗り換えなかったユーザーも次のWindows7の導入には比較的積極的なようですので、IE6のシェアが20%台を割り込むのは時間の問題でしょう。
このようなキャンペーンも展開されているようです。
ie6からのバージョンアップもしくは最新のブラウザに乗り換えようというキャンペーンらしいです。
IE6ユーザーもずいぶん肩身がせまくなりましたね。