Windows 7でも大丈夫

Categories: ITなニュース  2009/4/30 木曜日

Microsoftが、Windows Virtual PC for Windows 7及びWindows XP Modeの提供を発表しました。

これにより、Windows XP向けアプリケーションが、Windows 7でも使えるようになります。

単なる仮想マシンではなく、特別な統合が施されているため、かなり安定して稼動することが期待されています。

Windows Vistaがなかなか浸透していない現状を見ると、XPから一段飛ばしてWindows 7への移行を考えているユーザーは多く、今回の発表はかなり大きな意味を持っています。

これをもって「未だにXPと関わり続けなければいけないMicrosoftの現状」を指摘する向きもありますが、現実を正しく受け入れたうえで、行き詰まりを打破するアイデアを率先して提示したのは評価できるのではないかと個人的には感じています。

対応するエディションがWindows 7 ProfessionalとWindows 7 Ultimateに限られている点、セキュリティ面での懸念事項の検証等、今すぐ手放しで喜べるとまではいかないですが、移行が加速するきっかけになりそうな話題でした。


Author: Jun
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