Microsoftがネットブック向けに「2年間ライセンス」つきのOfficeを発表しています。
「2年間」のしばりは最近なじみになってきて、インターネット回線の契約であるとか、携帯電話の契約であるとか2年ごとの更新です。
Microsoft Office Personal 2007|2 年間ライセンス版の概要 -マイコミジャーナル(2009年4月24日)
マイクロソフトは15日、ネットブック向けに「Microsoft Office Personal 2007 2年間ライセンス版」 の提供を開始したことを発表した。PCメーカー各社に提供され、4月以降に出荷されるネットブックに順次搭載される予定。2台目として利用されるネットブックにおいても、Office文書の作成・編集へのニーズが高まっていることに対応したもの。
同製品は通常版の「Office Personal 2007」と同じ機能を2年間の期間限定で利用できるライセンスで提供するもので、期間を限定する代わりに低価格での利用が可能となる。ネットブックはス トレージ等のリソースが限られるが、プレインストール版のみのためメーカー側で搭載可能な機種を選択するものと思われる。価格について同社では「通常のプ レインストール版が2万円前後ですが、それよりもかなり安くなる」としている。
ライセンス期間終了後は機能制限モードとなり、文書を開いたり印刷することはできるが、新規作成/保存ができなくなる。ただし、通常版またはアップグレード版を購入しライセンス認証を行うことで永続ライセンスへの切り替えが可能となっている。
Microsoftホームページによると、ライセンスの移管は「できない」としており、一台のPCからのみ使えるという条件ですがさてどうなるか。
もう徐々にライセンス付きのモデルは各社から出てきている模様。
東芝、Office2年ライセンス版を搭載した10.1型ワイドNetbook「dynabook UX」
東芝は20日、10.1型ワイドWSVGA(1,024×800ドット)省電力LEDバックライト液晶を搭載したNetbook(ネットブック) 「dynabook UX」の2009年夏モデルとして、ベーシックモデル「UX/23J」、およびOfficeモデル「UX/24J」を発表した。価格はいずれもオープンだ が、店頭予想価格はそれぞれ60,000円前後、70,000円前後。発売は4月下旬に予定されている。
Office付きモデルとの価格差は約10,000円ほど。
Office standard単体を購入すると、キャンペーン中のアップグレード版で約17,800円、通常版55,440円。DELLなどのバンドルでは約25,000円ほど。
ネットブックの場合インストールの手間もあるので、割り切るとお得なモデルかと思います。