運用業務を一括して引き受けるマネージドサービスを上手に活用すれば最大で3割程度のコスト削減が期待できるという記事がありました。
(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090123/323383/)
ほんとにそうでしょうか?
合理的で、最適な経費削減方法は?
アメリカとかでは日本以上にインドや中国へのアウトソーシングが進んでいるみたいですね。(海外へのアウトソーシングはオフシュアアウトソーシングと呼ばれています)
日本では経費精算などの業務を中国の企業へ依頼する話は聞いた事はありますが、最近はなんとパソコンの導入業務までインドへのアウトソーシングがあるようです。3万台あるパソコンへインドから遠隔操作でソフトウェアを導入するというものです。
(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071206/288886/?ST=global&P=1)
アウトソーシングのサービスを提供している会社も人件費は当然かかりますし、サービス会社を選択するのには年間契約金額の0.2?2%に相当するコストと、業務の移行のために2?3%の追加コストを見込む必要があると言われている為、コスト削減の面だけ見た場合にその効果は何年かかかる場合があるようです。
しかし、「アウトソーシングへの転換」は確かに合理的な方法といえます。実際、アウトソーシングは生産性と競争力を向上させる経営上の選択肢のひとつと捉えられてきました。
定型業務だけでなく、専門性の高い業務もアウトソーシングする事も行われています。
アウトソーシングによって費用を固定費化せず、業務に合わせた柔軟な体制にしておくことができ、専門性の高い人材を確保できるという大きな効果を期待できます。
大手企業だけでなく、中小企業でも導入による効果を十分に期待できます。
特にパソコンの運用管理はアウトソーシングに適しているといわれています。その理由は明日のブログで取り上げたいと思います。