世の中は不況のまっただ中にあるといわれています。しかも100年に1度の大不況といわれています。しかし、ピンチの中に本当のチャンスがあるのも事実です。こうした中、新しい手法を取り入れてチャンスを生み出している企業も多くあります。
今、機械や道具の類も修理して利用するビジネスが人気だそうです。例えば、自転車などもメンテナンスを始めから前提にして販売してくれるお店が人気です。弊社の話で恐縮ですが、弊社でも販売後のメンテナンスといった付加価値をお付けして販売しています。例えば、LAN工事をしてかなりの日数がたってからネットワークにつながらなくなった場合やパソコンを修理したものの後日他の箇所が壊れてしまった場合など、こちらの不手際によるものではない事例に際しても、無償あるいは部品代の実費分のみで対応させて頂く場合がございます。大変手間ですが、修理でいったん見させていただいた以上は責任をもって対応するようにしています。おかげ様で多くのお客さまがリピーターとなってくださっています。(もちろん、お客様には操作上の注意点などを教えて再発しないよう注意は促すようにしています)
また、石油の価格が下落して流通コストが以前の状態に近づいていること、パソコンなどの通信機器が数年前の半額以下で買える時代となっているとともに、オフィスの9割、一般家庭の6割で高速回線が利用されてきている状況の変化があります。沖縄のような営業活動や流通などの不利な面がこれらの要因で解決されてきています。情報が日本中に流れている中で、ホームページという武器を使いながら、「お客様に選ばれる理由」をその商品の中に持っているならば、へき地であってもお客様に選んで頂けるようになってきています。
この不況の中、地方においても厳しいですが、この変化の中、ビジネスを見直すことでチャンスを生み出すことはもちろん可能です。大切なのは、お客さまが価値と感じているものを自分たちがいかに知っているか、その価値基準を社内でどのように共有して、誰がどのように活用すれば有効な情報になるのかということを突き詰めていくことです。そしてそれをホームページを通して形にしていく必要があります。
100年に一度のこの荒波を情報化戦略をたてる事でチャンスに変えてみませんか?