駐車違反チケットに見せかけたチラシを使って、マルウェアの配布サイトを閲覧させるという新手の方法が報告されています。
米McAfeeによると、駐車中の車のフロントガラスに問題のチラシがおかれていたとのこと。
チラシの内容は、「駐車違反です。以下のWebサイトであなたの情報を確認してください」というもの。
指定されたWebサイトを閲覧すると、駐車場に停められた車の写真が表示され、自分の車の写真を詳しく探すためにツールバーのダウンロードを促されます。このツールバーが不正ソフトウェアというからくりです。
チラシ配布時に摘発される危険と隣り合わせのため、悪者にとってもハイリスクですが、同時にだまされやすい革新的な方法ともいえます。
応用がきく手法なのでこれから出回るかもしれません。何かおかしいなと感じたら、まずは情報を精査してから行動することをおすすめします。