エクセルのデータ復旧

Categories: ITなニュース, トラブル解決  2009/2/9 月曜日

ハードディスクから異音がする等の物理的な障害が疑われる場合は、すぐに電源を切っていただくことが大切ですが、データを誤って削除したり、間違って上書きしてしまった場合、電源を切らない状態でご相談いただく方が良いこともあります。

エクセルのデータを誤って上書きした場合を例としましょう。ハードディスク内の同じ記録位置に上書きされた場合、可能性と費用の面からして、復旧は非常に困難です。

裏を返すと、このような性質上、仮にエクセルの上書きが失敗するととんでもないことになります。それに備えてエクセルは上書き時点でバックアップデータを作成しています。正常に終了すると、データは不要なものとして消去されます。このデータは電源を切るまでは存在しています。

このような動きをするソフトはほかにもありますので、復旧の手がかりとなります。Googleデスクトップ等のキャッシュからあたりをつけるという方法もあります。

弊社のマル秘テクニックもありますので技術論は多くは語れませんが、より専門的な機器やツールを駆使して復旧の可能性をさぐっていきます。

復旧が必要なトラブルが生じたら、そのままの状態でご相談いただけると復旧率が高くなるというのにはこのような理由があるのです。


Author: Jun
アイティーアシスト代表 ワクワクするようなIT活用をご提案します。

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