今年も確定申告の時期となりました。
会計ソフトやエクセル等を使って経理の仕事を行っておられる方が多いですが、これだけたくさんの金額を手入力していますので、タイプミスが生じることがあります。数字がなかなか合わないという経験はございませんか？
今日は入力ミスをすばやく見つけるコツを紹介します。
せっかくソフトを使用しているのですから、検索機能をフル活用しましょう。
１．差額と同じ金額を検索します。
これで二重計上によるミスを発見できます。
２．差額を2で割った金額で検索します。
貸借を間違って入力した場合、これで発見できます。
３．差額を9で割った金額で検索します。
桁間違いで入力した場合、この方法が効果的です。
正=31500を誤3150と入力ミスしている場合、
差額=28350
9で割ると3150
3150をキーワードに検索するとたどり着けます。
ちなみに、検索で探すという方法からは外れますが、この9で割る方法を使えば、位の入れ違えミスも発見することができます。
正=31500を誤35100と入力ミスしている場合、
差額=3600
9で割ると400
100の位で数字差4の入力ミスがどこかにあるという意味です。
計算が合わないときは、まずは差額で、次に差額を2で割って、次に差額を9で割って、このように順に絞り込んでいくと効率がよいようです。
