昨年より限定ユーザーでテストを繰り返し、ようやく9月に発表となったオンラインファイル共有サービスDropbox、だいぶユーザーからの評価も高まってます。
一度ブログへ記述し、また実務上テストしてもある程度シゴトでも使えることがわかってきました。
そしていくつかご質問をうけたので、もう一度レビュー。
1.みんなでデータを共有したい
5人で共有したければ、5人みんなDropboxをインストールし、Dropboxのアカウントを作りましょう。
そして一人の人(管理者役)が、「My Dropbox」内に全員で共有するためのフォルダを一つ作ります。
そのフォルダの上で右クリック。
すると表示メニューの中に「Dropbox」という項目があるので、その中の「Share」をクリック。
すると、ウェブブラウザ(Internet Explorerなど)が立ち上がり、Dropboxの管理画面が表示されます。
まだ全部英語表記ではありますが、中央に「Invite Others」、「他の人を招待する」という項目があるので、その下のボックスへ共有したい人のアカウントを入力して「Share folder」をクリック。
これで相手のパソコンの「マイドキュメント」の中の、「My Dropbox」フォルダに作成したフォルダが見えているはずです。
2.共有するフォルダや人数に制限はあるのか?
Dropbox内のFAQや説明の中ではっきり書かれてあるのは、無料で使えるのは2GBまで、というだけです。
ただForumの中に次のように報告されていました。
Q.
does anyone know how many users could share the same folder of documents?
Is there any limit to number of sub-folbers as long as we stay well below the 50gb limit?
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A.
I don’t think you’ll have any problems with limits on sub-folders, currently I have 10904 folders in my Dropbox without any issues. Pretty sure there are people who have more than me too, alongside their 200k+ files. 😉
Same goes for number of computers linked to the account, though I have no hard data on this.As for the pro-account subscription: Note that all the users need to use this account, if they need access to more than 2 GB of data. Either that, or subscribe to a 50 GB plan for their account as well. Group plans, a feature that’ll allow several accounts to use from the same quota, is planned for a future release. Unfortunately there is no ETA on this yet, though.
質問:
フォルダ内の書類を何人までと共有できますか?50GBまでであればサブフォルダをいくつ作っても大丈夫ですか?
回答:
自分は10,904のフォルダを作ってますが特に問題はないので、サブフォルダの制限は心配無用かと思います。20万ファイル以上ある自分よりもファイルを作っている人もいるでしょうし。アカウントでシェアしているコンピュータ数も同じかと思います。
有料版についてですが、2GB以上のデータにアクセスしたい利用者はみな有料版を使わなければいけません。同領域内で複数のアカウントを作れるグループプランが今後登場する予定のようです。まだいつかはわかりませんけどね。
容量内であれば、フォルダ数や共有アカウント数には制限はないようです。また、グループでひとつのフォルダを共有できるサービスが計画中のようです。
また、ひとつのアカウントを作って、そのアカウントをみんなで使い回しする、というやり方もできるようです。
3.iPhoneからも?
iPhoneからは、ブラウザからアクセスしてみるとiPhone用のDropbox画面が用意されていました。
使い方も簡単、アカウントとパスワードを入れるだけ。
フォルダから入っていくと、ファイルを実際に閲覧できます。
ワードやエクセル、PDF、そして画像などは自由に見られるようです。
出先から確認、などが手軽にできてよいですね。