ソフトバンクより、iPhoneでワンセグ放送視聴可能とする「TV&バッテリー」が発表されました。
同時に、iPhoneの絵文字対応、そして公衆無線アクセスポイントの解放もプレスリリースされています。
以下、ニュースの抜粋より。
ソフトバンクモバイルは30日、携帯電話「iPhone(アイフォーン) 3G」でワンセグ放送が見られ、充電地としても使える「TV&バッテ リー」を12月中旬以降に発売する、と発表した。また、同機種利用者を対象に、無線LANサービス「BBモバイルポイント」を無料で利用できる「公衆無線 LANし放題」を11月4日から始めることも発表。ユーザーの利便性やサービス拡充を図る。
「TV&バッテリー」はワンセグチューナーを内蔵しており、「App Store」から無料のアプリケーションをダウンロードすることでワンセグが見られるようになる。また、同封されるUSBケーブルを使ってAC電源やパソコンのUSBポートと接続して充電もできる。
「公衆無線LANし放題」では、全国のマクドナルドの店舗、JRの駅、空港、カフェなど約3500カ所でWi?Fiを利用したネット接続ができる。
平時利用で、丸1日はもつかなというiPhoneの電池寿命のため、しかも対応している充電器も限られているため、ポータブルなバッテリーは朗報です。
ワンセグテレビ映像を無線でキャッチして視聴する、というのは面白そう。バッテリー内蔵なので持ち運んで移動先で見るということも。
ワンセグ受信装置を直接機器に挿入して、というのが一般的なので無線を介してというのはあまり聞きません。
1万円前後かと予想されるので、機能や信頼性が充実していたなら「買い」かなと思います。
一台の「TV&バッテリー」に対し一台のiPhone、ということは、無線LANとはいえAdHocでという構成なのではと推察できます。
ここまでできたら、yahoo!のルータにワンセグ受信機能もつけて、無線LANで飛ばしてパソコンやTV、PSPでワンセグを見るという構想が広がるものですが、そうできれば面白いですね。
iPhoneから少しわかること
無線LANという技術は昔からありましたが、セキュリティの都合から敬遠されてたり、また活用方法も限られていました。
iPhoneがUSBやLANポートを持たず、無線ネットワーク経由のみをアプリの仲介方法として登場したことで、これからいろんな無線の活用方法がでてくるのではと思われます。
また、ケータイ、モバイル機器をまきこんだインフラとサービスが出てきている点は興味深いです。
先日はauより、auBOXという、ケータイの情報管理をパソコンなしで行う装置が発表されました。
しかも月315円のレンタルで、音楽の管理やダウンロード、映画を見たり、ネットをしたりができるという、パソコンを買わない、または学生のように買えない層に届くものとなっています。
パソコンも小さなものが売れています。
各社、これからはモバイルです。