ハードディスクの故障のトラブルに見舞われた人ならわかりますが、復旧にはかなりの作業が必要になります。
ハードディスクの故障を退避するにはどうしたらよいでしょうか?
Googleレポートによると、温度と故障率において、ハードディスクの温度と関連性は認められなかったそうですが、それは推奨環境での話。ハードディスクの温度が50度を超えるような環境であれば、故障率は如実に上昇しています。
HDDが最もクラッシュしやすいのは通電されているがアクセスされていないという状態からアクセスされた時といわれています。これは、通電されたまま(暖かいまま)アクセスがない間に各部のグリスが微妙に粘性を増し、アクセスがあった際の初動時、わずかにヘッドを支えるアームが「ひっかかり」を生じ振動し、これがクラッシュを引き起こすからだそうです。
それで、もし、排熱ファンの音が異常に大きい、ハードディスクの温度の測定ソフトで高い温度を出すなどの症状がみられるようであれば、パソコン内部の掃除や強制冷却ファンを増設する等の方法があります。
熱が高いマシンの場合は、定期的に電源を落すことも効果的です。ちなみに、Windowsの電源オプションより、ハードディスクの電源を切る設定は、WINDOWSがほとんど常時HDDにアクセスしているので電源OFFの設定がどれほど意味があるかは不明です。
これまで、ハードディスクの寿命について3回にわたり考えてきました。
Google は “必ずコピーが3つ存在する” という体制をとっているそうです。HDD の寿命に頭を悩ますより、単純にデータのコピーを複数作成して、それをいかに上手に運用するかの方が理にかなっています。
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